以前に、やっていたトラック運転手の仕事で早朝に出勤すると、
フロントガラスが、ビーッシリと固い霜が降りて、
ガッチガチに凍結していて、なかなか暖機運転のみでは
すぐに霜が取れず、結局アイススクレーパーでガリガリ削るしかなくなる。
注意!アイススクレーパーで削る時の注意点
なにしろ、気温が低い朝は車のフロントガラスに「 霜 」が、びーっつしりと降りて凍結して固まるので、車内エアコンの「 デフロスタ( 霜取り )」を回しても、最悪、凍結が溶けるまで10分以上かかったりもする。
そこで、活躍するのが霜を削ぎ落とす「 アイス・スクリーパー 」だ。
車のフロントガラスに凍結して張り付いた頑固な霜をガリガリと削り落とせるので、車内エアコンだけなら10分以上かかる場合でも、2~3分で出発できる。( 霜の強さによっても違うが )
ただし、アイススクレーパーを使う場合、注意が必要である。
この「 スクレーパー 」について、前出の
カー用品のスタッフは次のように話します。
「 自動車のウインドー用として販売されていたものは、
やわらかいプラスチック製のヘラや少し硬めのゴムのヘラが一般的でしたが、
稀に硬いプラスチックや金属製のものも売られていて、フロントガラスを傷つけてしまう人もいました。
とくに、フロントガラスを傷つけてしまった場合、
その度合いによっては視界の確保が困難と判断されて車検に通らなくなることもあります。
軽度な傷であれば、自動車ガラス専門店などに持ち込んで
研磨してもらうこともできますが、強い傷ができてしまうと
走行中にガラスが割れてしまう危険性も高まりますので、
スクレーパーを購入するのであれば材質に注意し、
使用する際は無理に力を入れないようにしてください。
また、直接の凍結防止ではありませんが、
フロントガラスに撥水剤をコーティングしておけば若干は凍結が減りますし、
スクレーパーで氷を削り落とす際にも
ガラス面がツルツルになっていれば簡単に取ることができます 」
つまり、フロントガラスに凍結して張り付いた霜を削り落とすアイススクレーパーは、金属製の材質のものや、固い材質のプラスチックの製品はダメだと言うこと。
しかし、「 フロントガラスの霜を力を入れて削ってはダメ 」と言われても、日によっては霜が、かなりの厚みで硬くガッチガチに凍っている場合もあるので、どうしても力を入れて強く、こすらざるを得ない場合もある。
そこで、デフロスタのみでなく、氷塊スプレーとも併用する必要が出てくる。
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フロントガラスの凍結を溶かすスプレーの注意点
アイススクレーパーは凍結時にフロントガラスに張り付いた霜を削りおとすが、霜が厚いひは、手間取る。
そこで、併用したい商品が「 氷解スプレー 」だ。↓
氷解スプレーは、力はいらずに凍ったフロントガラスの霜に目掛けて直接、噴射するだけで、みるみるうちに凍結した霜が溶けていく。
2014年12月12日この様に乾くと窓ガラスがベタベタになり、
— トラック運ちゃん♪ (@Truck_driver42) 2019年1月3日
なかなか取れない物体が残るが、これがクセモノで、
ワイパーのゴム等を駄目にするらしい。後で良く洗おう!
ただし、使用時に注意点もある。
普及し始めた頃は、ボディの塗装やウインドー周りの
接合部への悪影響が懸念されていましたが、
カー用品店のスタッフは、「 一般的に市販されている
『 自動車ウインドー用解氷スプレー 』であれば、
成分も自動車への使用が考慮されているので基本的には問題ありません。
しかし、アルコール分を含んだ製品ですので、解氷後は早めに拭き取るようにしてください 」と話します。
以前に勤めていた、運送会社のトラック運転手の同僚が、「 氷解スプレーは使った後、ワイパーのゴムがダメになるから早めに洗ったほうが良い 」と話していた。
お湯で凍結したフロントガラスの霜を溶かすのは危険
よくやりがちな誤りとして、絶対にやってはいけない方法が「 お湯で凍結したフロントガラスの霜を溶かす 」という行為だ。
今でもフロントガラスの凍結時に、お湯をかけている方は多いようですが、
絶対に熱湯をかけてはいけません。
自動車のガラスには先行車からの飛び石などで、
人間の眼では判断できないような小さな傷がついていることも多く、
凍結しているような温度のところに熱湯を掛けてしまうと
ガラスが割れる危険性があるほか、ガラス以外の周辺にある部品にも悪影響を与えます。
解氷剤やスクレーバーがなく、お湯をかけるのであれば、
20℃程度くらいの冷たくない水くらいにとどめておきましょう。
また、面倒臭がらず解氷したところから再凍結防止のために水分を拭き取ってください。
つまり凍結したフロントガラスに、熱湯をかけると、ヒビ割れがおきたりする危険性が有る、とうことなのだ。
いまでは、氷塊液入りのウィンド・ウォッシャー液も有るが、最低でも20℃程度の水にしておくべきである。
トラック車上荒らしの盗難被害を体験した! https://t.co/EkMuVSaIMQ
— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) 2018年12月28日
以上が、凍結した車のフロントガラスに使うスクリーパーの注意点と、補足情報だ。
間違っても、フロントガラスが凍結して前が見えない状態で出発してはならない。
前方の視界が確保できず、重大事故を引き起こしたニュースが以前に報じられていたからである。
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とにもかくにも、あらかじめフロントガラスが凍結しないように防止策を講じておくのが望ましい。
「 フロントガラス凍結防止シートカバー 」を前日から、かぶせておけば翌朝は霜でガチガチに凍るのは、シートの方で、はずせば、すぐに出発できるからである。^^
まさに「 備えあれば憂いなし 」とは、このことだろう。
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